バンコクの道端屋台で買い食い!
屋台文化の発達したバンコクでは、日本とは比べ物にならない程、多くの屋台が道端にひしめき合っています。朝の通勤時間、昼の昼食時、そして夜の退社後頃の時間、多くの屋台はタイクアウトする客で大変賑わいを見せます。数ある屋台メニューの中で山本チャオプラヤーが最も好きで、渡泰すると必ず食べるのがイサーン・ソーセージです。
アツアツ、ホクホクのイサーン・ソーセージ!
バンコクの路上でもしソーセージの様なものを売っているのを見かけたならそれは例外なくイサーン・ソーセージです。5~10バーツ(15~30円)程で販売されているこのソーセージの名前である「イサーン」は、タイ東北部の地域の名前で、タイの食文化の多様化に大きく貢献してきた場所です。今ではお馴染みのパパイヤの実から作られるサラダ「ソムタム」も元はイサーン料理です。タイの食べ物は辛いというイメージがあるのも実はイサーン料理の影響を大きく受けています。元々バンコクが鎮座するチャオプラヤー川下流に栄えた文明はさほど辛い料理文化ではありませんでした。しかし寒冷地である東北部イサーンでは辛い食文化が発達し、タイがバンコクを中心とする文明によってその勢力を拡大するに従いイサーンの食文化もタイの食文化に取り込まれていきました。その結果、現在タイ料理は辛い物というイメージが出来上がったのです。そんなイサーン料理の中でイサーン・ソーセージは全く辛くありません。日本人にはとても食べやすい味だと思います。日本人が想像するソーセージと違うのは、豚肉の中に米を練りこんであり、発酵させてある点でしょう。そう納豆やチーズのようにソーセージを発酵させているのです。とはいえ全く臭みのようなものは無く普通のソーセージのような香りです。
路上の屋台から高級デパートまで様々な場所で販売される
管理人が一番すきなイサーン・ソーセージの屋台はスクンビットsoi1の市場にある屋台です。ソーセージの中に少量の春雨を入れることで大変柔らかく、かつジューシーな食感を作り上げることに成功したソーセージです。バンコクに訪れた際には必ず立ち寄る屋台です。また大手のデパートのフードコートにも値段は上がるもののイサーン・ソーセージが販売されています。英語でNortheastern sausage等と表記されています。屋台では5~10バーツ(15~30円)程度だった値段も場所代?なのか20バーツ(約60円)程度の値段になります。依然として日本円では安いことには変わりませんが。
スクンビットsoi1の市場にあるイサーン・ソーセージ屋台 5バーツ
注文すれば、作り置きではなく焼き立てを出してくれる
アソーク駅ターミナル21フードコートにあるイサーン・ソーセージ屋
店は地元バンコクっ子だけでなく外国人客にも盛況である
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