タイのオカマの見分け方 皆が気になるタイのオカマ『Lady Boy』事情


タイはオカマが非常に多い

バンコクの夜の街を散策すると、日本ではなかなかお目にかかれないモデル級の美女を数多く見掛けます。ファッション雑誌からそのまま出てきたかのような洗練された美貌を持つ彼女たち。思わず見とれてしまう程です。しかし、残念ながらその多くはニューハーフ(タイで言うLady Boy)です。そう、ご存じのとおりタイではオカマ(しかも完全に性転換済み)が多いのです。日本ではニューハーフというと、口周りは青髭が残り・・・所謂「おっさん」が女装している域を出ないイメージだと思います。まあ成功している方でも、はるな愛くらいのイメージでしょうか。(正直はるな愛は、既存のニューハーフイメージからは格段に綺麗だとは思いますがやはり元男だなという感が否めません。)確かにタイにもこういう典型的なイメージのオカマもいることはいます。

一番見分けるのが難しいのは幼少期からホルモン注射をするニューハーフ

タイの性転換への姿勢は日本のそれを凌駕しています。一番見分けがつき難く、女性らしい風貌になってしますのは、幼少期から(大体中学生くらいの10代前半から)女性ホルモン注射を継続的に行い、最終的に性器切除の性転換手術を行うニューハーフです。彼女(彼ら)達は成長期に女性ホルモンを投与されることで、骨格が完全に女性になってしまうそうです。その結果身長、肩幅、肉の付き方等、見た目は完全に女性。「性転換をした」というよりは医学的に「女性として育った」という表現が近いでしょう。成人してから女性ホルモンを投与するニューハーフは日本にはいますが、幼少期から投与を行い最早女性として育った彼らを見た目だけでこれをニューハーフと判別するのはほぼ困難です。

それでも声を女性声にするのは難しい

幼少期からホルモンを注射し、その後完全性転換。そして美容整形を経た彼らを、見た目だけで元男と判別するのはまず不可能です。しかし、見た目を如何にいじろうとも変えることが難しいものがあります。それは「声」です。どんなに見た目が綺麗でも声帯が変わる訳ではありません。声自体が太く低くなる訳です。声帯を手術する方法もあるにはあるそうです。しかしその手術費用が大変に高い事と、その割には成功率があまり高く無い点(手術に失敗すると聞き障りなハスキー声になってしまい、高い音を発した時に不自然に声が裏返えってしまう)から、手術はせず、女性らしい声を出すための発声方法の習得を目指すニューハーフが大半です。又声色を高くする薬を愛飲する者も少なくありません。バンコクの歓楽街にはニューハーフ専門ストアが目立たないように出店していることが多く、声色を変えるための薬(カプセルタイプ)が比較的安価に手に入ります。多くの水商売をしているニューハーフは特殊な発声方法とこういった薬の使用を併用することで見た目以外の女性らしさを演出するのです。

image186バンコク・ナナ付近にあるLady Boy専門店

image185声を変える薬などもこの専門店で入手できる

具体的な見分け方

以下に挙げる点に一つでも該当すれば要注意です。二つ以上該当すればほぼニューハーフと思って間違えが無いです。

①美人過ぎる(芸能人レベル)
美人過ぎるのは美容整形の可能性大です。(そもそも芸能人としてやっていけるレベルの美人過ぎる子がそんなに沢山いる訳ありません。しかも夜の商売をしている訳です。何か裏があると考えるのが普通です。)

②背が高い/モデル体型
タイ人女性の平均身長は157センチです。日本人女性の平均は158センチであることから、そんなに沢山モデル体型の女性がいる訳ありません。 170センチ以上ある女性は元男であったと怪しむのが賢明です。

③声が時々裏返る/ハスキー声である
声帯手術に失敗すると声がハスキーになり所々声が裏返るようになります。また声帯手術は受けていないが発声方法を工夫して高い声を出しているニューハーフはあまり大きな声を出しません(出せません)。力なく弱い声量で話します。

④歓楽街で向こうからしつこく話しかけてくる/ついてくる/肩や腕を掴んでくる
オカマを見分けられる客は彼らを避けます。当然彼らは積極的に客を獲得に行かないとその日の稼ぎがありません。女性の売春婦も声はかけてきますが、腕をつかんで来たり物理的な接触を図って呼び止めようとするのはまずニューハーフです。

image187どう見ても女性にしか見えない・・・

眼力を養うにはGOGOバーで練習あるのみ!

これらの情報を押さえた上で!本物と偽物を見分ける眼力を養うためには練習しかありません。GOGOバーに出かけましょう。お勧めはサラデーン駅下車パッポン通りにあるキングズコーナーです。ここは女性とオカマが両方いる混在店として有名(どの店が女性専門でどの店が混在、又はオカマ専門かはコチラの本にまとまっています)です。しかもそのオカマのレベルが超高い。でも話してみると声でわかることが多いです。GOGOバーではダンサーをテーブルに呼ぶには一杯ドリンクを奢ってあげる必要があります。おおよそ150バーツ(450円程)で、店外に連れ出さないときにはごめんなさい料として100バーツ程度上げるのが慣習となっています。一人に付き250バーツ(750円)。あれは女かな?どっちだろう?位の娘を呼んで答え合わせをする。これを繰り返してください。6~7人もこれを繰り返せば、タイのオカマの共通点、そして見抜くポイントの様なものが分かってきます。ある種の勉強料と思ってこれをやる価値は大いにあります。

 

貧富の格差が幼い性転換を後押しする

そもそも何で10代の少年がホルモン注射などを行えるのか不思議に思っていました。親の理解が無ければ資金のかかるホルモン投与など出来ないはずだからです。いろいろ現地の事情を調べていくとそこには発展途上国であるタイの複雑な社会構造の話に行きつきました。タイはバンコクだけ見ると既に東京とも遜色ない程発展しています。しかし少し都市部を離れると未だに高床式倉庫のような木造の家に住んでいる貧困層がまだまだ多くいます。都市部とそれ以外とで貧富の差が激しいのです。特に貧しいのがタイ東北部のイサーン地方です。バンコクの夜の商売に従事している女性の殆どがこのイサーン出身です。この最貧困地域では、嘗ての日本が口減らしのために女児を遊郭に売ったという悲劇が現在進行形で行われています。男子よりも女子の方が風俗産業に高く売れる。その一点において、衝撃の事実なのですが、一種の投資として親が自らの息子にホルモン注射をすることが珍しく無いそうです。勿論全ての親がそのようなことをしている訳ではありません。息子の性転換に反対したり、逆に自らの意思で性転換を望むものがいるのも事実です。とにかく、タイのレベルの高いニューハーフの裏には貧富の格差というタイの社会構造が潜んでいると言えるでしょう。せめてもの救いは、タイ社会が性転換者に対して非常に寛容であるという点です。ニューハーフとなった彼らの社会進出は他の先進国よりも進んでおり、社会的な地位を占めることを受け入れられている点は見習うべきことかもしれません。

↓タイのオカマの独特な発声の仕方です。1:05からガラッと変わります。参考として。



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