渡泰した時に必ず食すことにしているメニューが三つあります。スクンビット通り『ブリーズ(Bully’s)』のシーザーサラダ、ファランポーン駅『花屋』の握り寿司、そしてナナ交差点屋台のカオマンガイです。今回はナナ交差点屋台のカオマンガイをご紹介します。
カオマンガイとは鶏の茹で汁で炊き上げたご飯の上に、鶏肉のブツ切りを添えて出されるタイでは定番の食べ物です。日本ではタイ料理といえばパッタイやトムヤンクンを想像される方が多いと思います。カオマンガイはそれらに比べるとやや知名度が劣る気がしますが、ここタイでは庶民の王道食べ物の一つとなっています。因みに山本チャオプラヤー個人としては他を差し置いてこのカオマンガイがタイ料理の中で最もお気に入りです。さて、私も数多くのカオマンガイをタイ、日本問わず食べてきましたが、ここナナ交差点で提供されるカオマンガイがバンコク一でしょう。屋台の場所は、ナナ交差点をスクンビット通り沿いに西に向かって歩いて1分の所。目立つ薬局の出入り口付近に出店しています。(ブリーズの牛の置物より手前側です。)
ナナ交差点のガソリンスタンドを通りこしてすぐの所にある
向かいには深夜も営業している薬局があり分かりやすい
早速カオマンガイを注文。値段は40バーツ(約120円)
1~2分で出てくる。立ち食いソバより早い!
ご飯は鶏の出汁で炊いたもので香ばしい香りがする
冬瓜の入った極上のだし汁スープ
付け合せで出される鶏肉のだし汁スープがこれまた極上です。寧ろこっちを飲みに来ているといっても過言ではないかもしれません。この旨味とパクチーが最高のハーモニーを生んでいます。元々私はパクチーが嫌いでいつも避けている方なんですが、このスープを飲んでパクチーの美味しい使われ方を発見し克服しました。絶対にパクチーがダメな方は「マイサイ、パクチー(パクチー入れないで)」と言えばパクチー抜きのスープにしてくれます。
おススメのカオマンガイの美味しい食べ方ですが、まずは何もつけずにご飯と鶏肉でパクリ。素材の味を楽しんでください。そして次に付け合せの辛みそをご飯の上に乗せて鶏肉と一緒にパクリ。辛さと旨味のハーモニーが楽しめます。そして最後は付け合せに出されるスープをご飯に少しかけて食べて下さい。鶏肉の香ばしさ倍増間違いありません。一度の三つの風味が楽しめること請け合いです。
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